2010年11月24日

Thoughts for Berkeley-Haas vol.1

2nd roundの出願を控えてか、最近一気にVisitの方が増えてきました。また、emailやskypeにて問い合わせを受ける回数も増えてきました。Berkeley-Haasに興味を持っていただけるのはうれしい限りで、できる限り対応させていただこうと思ってます。

ということもあり、3ヶ月程度の経験を踏まえてよく聞かれることを自分なりに少しまとめてみたいと思います。何か他に思いついたらまた記載します。

1. Why Haas?
これは以前に書いた通りなので割愛。

2. 実際にHaasに来てみてどうか?どんな学校か?何か印象は変わったか?イメージと違うことは?

■特徴
- 全ての人にとってBest Fitかどうかはわかりませんが、一言でいうと期待以上に充実している毎日かと。Academics、Extracurricular、Socialとやりたいこと全てに手を出すと絶対に回りませんがなんとか最低限のバランスを保ちながら日々を過ごしています。(日々どんなことをしているかは別の記事をご覧ください。なお、これから就職活動が本格化することになりますが、あまりそれとは関係のない私としては、それでも他の学生と比較してゆとりのあるほうだと思います。)

- Academicsに関しては、課題等が多いのは事実ですし、しんどい授業もありますが、MBAの時間を100%勉強に費やすなんてことはありえません。目的・目標の置き方も人それぞれだとは思いますが、それでもみんなどこかで自分のバランスを見つけているはずです。少なくとも落ちこぼれない程度にとか、卒業さえできればそれでよし、というレベル感で考えるのであれば、相当に自由度があがることは間違いありません。

- (少なくとも表面的には皆)成績を気にする学校でもないため、皆思い思いに時間を使い、全力でMBA生活をしています。成績が重要でないということは、皆が協力的で助けあう環境にあるということ、自分の全く未知の分野に挑戦する機会がある(e.g. リスクをとって興味のある科目をとってみる、など)ということであり、或いはAcademics以外の目的に時間を割く自由度があがるということだと思います。

- トップスクールの中で、最小のCommunityということもあり、学生間の距離が近く、また上述の通り(よいかは別にして)成績を気にする学校でもないため、肩肘を張る必要のない、Collaborative/At homeな雰囲気です。Study Group等でも協調して如何にクオリティを高めるか、各人の学びを増やすかをみんな考えているのが感じられます(もちろん、チームの当たり外れはあるようですが)。

- 人数が少なく、キャンパスも広くないだけに、授業が終わって中庭に出れば、知っている顔がいて、また何かにつけて企画されるイベントやパーティに顔を出すと、やはり知っている顔が多いということで、各人との接触頻度は格段に高いと思います。それは間違いなく関係が少しずつ深まるのに寄与してるのではと思います。

- 他の分野が手薄という印象は特にないですが、Haasの特徴としてTech/Entrepreneurship/Non-profits(Social impact)などがよく聞かれます。得てしてこれは事実だと思います。このあたりに関わるイベント、クラブ活動等は非常に活発に行われており、Make the world a better place、Make a positive impact on societyなど、結構普通に口から出てきたりします。よって「俺は金持ちになるんだ!」みたいなことを言うとちょっと浮いてしまいそうな雰囲気すらあります(笑)

私も選択科目で集中してとりたいと思っていますがMOTはOne of the bestのはずですし、アントレ系も学生の起業を促進するような手厚いProgram、サポート体制が整っています。Non-profitsも普通に進路としてカウントされるくらいメジャーです。ちなみにEntrepreneurshipのExperiential Learningの授業に、240人中120人程度が申し込むという状況からもわかるとおり、相当程度皆の関心があるのは間違いありません。(もちろんみんながみんな起業家を目指しているわけではありませんが。)

- Bay Area (SFやSillicon Valley)との距離が近いというのも事実だと思います。毎日のようにゲストがキャンパスに話をしにきたり、企業を訪問したり、授業の素材になったりと、相当ビジネスと近い関係があると感じます。

- みんな考えられないくらいアクティブです。上述のとおり、何かにつけ、イベント・パーティが開催されるため、全て参加すると体力と資金がもちません。久しぶりに学生に戻った開放感か、2年間という制約があるからか、とにかくイベント毎には事欠きません。


■来てみて気づいたこと。
- 立地・気候という要素はやはり極めて重要です。最近ではさすがに寒くなる日や雨が降る日がありますが、まだまだ屋外での行動に支障が出るという感じではありません。サンフランシスコを始め、ワイナリー、National Parks、サーフィン・ゴルフなどやることに事欠かないため、Quality of Lifeという点からはお勧めです。(さらに南に行くともっと違うかもしれませんね。先日LAに行った際にはポカポカ陽気でサッカーができました)

- 家族という要素は極めて重要。これは来てみて初めて実感すること。パートナーの生活がしっかりと充実することが、本人の生活の前提になります。パートナーは2年間丸々自由な時間があって何でもできるから楽しいよね、みたいな発想でいると、実はそうではない事実に気づかされるでしょう(反省)。

- Cohortというクラス単位があってすべてのコアを一緒に受けること、学校がアサインするStudy Groupがあることがどれだけ学校生活を有意義にしているかは、来てみて初めて気づいたことでしょうか。やはり同じ時間を共有する、Cohort対抗で一体感が生まれる、というようなことが少しずつ関係を深くしていっていると思います。そうでなければ、なんとなく似たような人間との居心地のいい関係の中にこもってしまうかもしれません。

- バックグランドがそれぞれ異なるために、授業開始の時点で結構差があります。が、そこはやはりみんな優秀なんだと思います。テストをやらせると、しっかり点数を出すくらいまで仕上げてきます。どこかで勉強時間を見つけ、全く土地勘のなかった分野でも気づいたらちゃんと語るようにまでなっているから驚きですね。

- Financeバックグラウンドの影は確かに薄い印象があり、ゼロではないにせよ、Investment Banking志望も、結構International Studentsに多いという印象です。キャンパスにくるリクルーティングもサンフランシスコオフィス(シリコンバレーのTech/Bio等をカバー)が中心になるため、Wall Streetのど真ん中IBに行きたいと思うのであれば、努力を要する気がします。その分、それを求めてきたFinanceバックグラウンドの私にとっては、実際に全く違うバックグラウンド・進路希望をもった人が多いため、刺激を受ける要素です。

- 英語の向上以上に、日本語の劣化が激しい・・・。日本語が出てこないということが度々あります。

- タバコの喫煙率が想像以上に低く、完全にマイノリティであること・・・(アメリカ人の喫煙者は皆無、吸うのはごく限られたInternational Studentsだけという状態。その分タバコミュニケーションは強く深いですが)

- 視力の衰えが著しい。最近では少なくとも授業中のメガネは必須になってきました。そのうち運転するときもつける必要があるかも。なんとなく室内の証明が暗いこと、あるいはそういう年齢になってきたことが原因でしょうか・・・

- ここに来て心がけているのは、できる限りSocial Activityに参加するということ。イベント参加率は相当高いほうだという気がします。そして可能な限りパートナーも連れて行っています。先にも書きましたが、とりあえず何かしらのイベントを通じて時間を共有すること、言葉が通じまいがとりあえずその場に自分をさらすことが、少しずつネットワークを広げていくことに繋がっていると感じます。私にとっては、それはAcademics以上に重要なMBAの要素です。
posted by QL at 18:01| サンフランシスコ ☀| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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