2011年06月06日

IBD総括。

IBDが終了して、ようやっと1年目が完全に終了。

IBDはBerkeley-Haasの看板授業というだけあって、個人的には大きな経験をさせてもらった。もちろん、1学期間かけたのにも関わらず、実質本気で活動するのは現地での3週間だけという、改良の余地は残すけれど、それでも個人的には取らない理由は見当たらない。

1. 普段行かない国・地域に行く。アフリカ、かつルワンダという国をあえて旅行で選ぶ人は少ないのでは? ルワンダという印象は90年代の大虐殺(Genocide)に結びつく。当時中学生ながら、なんか大変なことが起こっているというニュースを見た記憶がある。アフリカ大陸共通の特徴か、植民地時代を経て、民族紛争が恒常化していた国は確かに多い。ただ実際行ってみると、外からの印象とは全くことなる現実に気づかされる。

おそらくルワンダはアフリカの中で現在最も安全かつ安定している国(Berkeleyの近く、Oaklandよりも安全なのは確実)で、食事も無難にいける、モノも首都に関しては何でもそろうのであまり不便は感じない。Thousands of hillsと言われるほど、多くの美しい丘・山で成り立ち、緑に覆われ、比較的過ごしやすい気候。非常に小さな国なので首都Kigaliからどこに行くにも最大4−5時間でいけ、バスもタクシーも基本的には信頼でき動きやすい。3つの国立公園はどれも変化に富んでいて面白い。そういうことに気づかされ、アフリカやルワンダに対する見えないバリアなくなったのは大きな収穫。

2.普段やらないProjectをする。馴染みのない分野で、馴染みのない人たちと接する。
私の場合は、Wildlife Conservation (野生動植物の保護)。興味はあるけど、正直全く馴染みのない分野。一から基本的なところを調べ、専門家の意見を聞き、理解を深める。それでも現地で働く専門家たちには経験・理解が及ぶはずもない。となると我々が付加価値を出すのは全く別の角度から。世界のトレンドを理解したり、ビジネスの観点を持ち込んだり、利害衝突の妥協点を見出したり、第3者としての客観的な意見を述べたり。ただ、やはりProjectをしながら学ばせてもらったことのほうが多かったのでは。

また、観光客だったら、ここまでどっぷりとローカルに浸かってローカルの人たちと話す機会を得ることはまず不可能。そういう意味でも違った角度からの観光としても魅力大。

3.クラスメイトの3週間を過ごす。私の場合は一切日本語のない(インターネット環境もスカイプできるほどではなかった)3週間。学部時代にドイツ人と旅行した1ヶ月以来の、完全英語生活。Projectはもちろん、寝食を共にするわけで、普段しない話をしたり、気づかなかった部分に気づいたり。よく知り合うためには十分すぎる時間を与えられ、ちょっとない経験を一緒に潜り抜けて、仲良くならないほうが難しい。

なお、アメリカ人が腹巻に貴重品を入れているのにはほほえましさを感じた。日本人のベタベタな観光客だけじゃないんですね〜

4.Group Work。長い長いGroup Work。いろいろなチームダイナミクスが介在する。うちのチームは責任感のあるまじめなアメリカ人一人と私で現地に行くまでの作業を仕切る羽目に。というのも何やかやでみんな忙しいということで全くリーダーシップを取ろうとしない、手を抜く、のが目に付く。現地に入ったら取り戻すからという言葉ももちろん実行されず、結局やらない奴は最後までやらないということ。そういうFree riderをどうやってやらせるのかというのは非常に難しい。仕事ではない以上インセンティブは働かないし、ペナルティもほぼない。というわけで、作業分担して責任をもってやらせるという以外あまり妙案は思い浮かばない。得てしてとそういう人は最もとっつき易い(簡単な)分担を選ぶのだけど・・・。今回の救いは、みんながみんなそうではなかったということ。そして、現地にいったら、ある程度やることはやるという意識であったこと。これもいい経験でした。


というわけでいろいろ学びのある有意義なクラスでした。現地からはアップできなかった写真を後付けで加えたので興味があればごらんあれ。

posted by QL at 02:25| サンフランシスコ ☁| Comment(0) | MBA授業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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